Violin Cantabile(ヴァイオリンカンタービレ)の由来
なぜViolin Cantabileというサイト名にしたのかお話します。
Cantabile(カンタービレ)とは演奏記号の一つです。
演奏記号とは、楽譜にあって、
演奏をするために必要なさまざまな記号です。
誰でもよく知っているのが、強弱を表す記号f(フォルテ)p(ピアノ)ですね。
他にもテンポを表す速度記号
Adagio (アダージョ ) ゆるやかに
Andante( アンダンテ) 歩くような速さで
などが有名です。
Cantabile(カンタービレ)は演奏記号中でも発想記号の一つ。
発想記号の中でもよく耳にするのが、
legato (レガート)滑らかに
dolce (ドルチェ )柔和に、柔らかく
dolce ってイタリアンレストランでもメニューに載ってますよね。
デザートのことですね。
お分かりのように演奏記号は、基本的にイタリア語で書かれているのです。
Cantabileは、「歌うように」という意味です。
Cantabile(カンタービレ)は
「のだめカンタービレ」が世に登場するずっと前から
私が大好きな演奏記号の一つです。
ヴァイオリンって人間の声にすごく近い楽器だと思うのです。
レッスンの時に、ヴァイオリンを弾く子どもに「もっと歌って」「もっと歌って」
と先生がおっしゃります。
すると、ヴァイオリンが歌いだすのです。
さっきまでとは全然違う音色でヴァイオリンが歌いだすのです。
ヴァイオリンを弾く方々のヴァイオリンが歌うように
その手助けが出来るようなサイトを作りたいという思いから
Violin Cantabile(ヴァイオリンカンタービレ)という名前をつけました。