ヴァイオリン演奏のコツ ハーバート・ホーン著
自分の体の内側で起こっていることを理解させてくれるので、ヴァイオリン演奏の技術をより深く理解できます。
なかなかヴァイオリンが上達しないのは、練習に無駄があるからだ
と気がつかせてくれる本です。
ちょっとした視点を変えてみるこで、問題点が明確に見えてきます。
■目次
1からだを自覚する
2立ち方とバランス
3ヴァイオリンを構える―「右が上、左が下」の法則
4弓とヴァイオリンは男女の関係
5弓をもつ
6左手
7弓とヴァイオリンの一体感
8右腕
9演奏に求められるエネルギー
伝えるのは右腕
アニマルアタック
エネルギーの源泉
円運動によるエネルギー
弦を振動させるエネルギー
10レガートの奏法
まっすぐなボーイング
腕のつながり
音を均一に保つ
11力を入れるとき、抜くとき スタッカートの基本
12弓の自然な弾力 スピッカート、リコシェ、ソティエ
13ヴィブラート-音のいのち
ヴィブラートはなぜ必要か
ヴィブラートを使い分ける
ヴィブラートの技法
14完全な演奏とは
15演奏上の諸問題
エネルギーのむだ遣い
"自信のないものは省略する"
「音が抜ける」問題
「弓の場所」の問題
フレージング
16イントネーションの問題
17練習の方法と注意点
18呼吸の役割
19正反対のもの
20演奏家の価値
21聴衆に向かって
22成長の過程
23コーダ