ヴァイオリンの練習量◆子供編◆
小学校から、コンクールで全国大会の候補にあがるようなお子さんは、
小学校時代から、最低でもは3〜4時間練習しているようです。
コンクール間際になると、平日でも5〜6時間、休日は8時間以上練習しています。
高島ちさ子さんも5〜6時間、小学校の時は練習していたそうです。
中学になると8時間練習したともいわれています。
五嶋みどりさんは、幼少の頃から平日でも8時間練習し、
出来ないパッセージが出てくると、出来るようになるまで
何時間もさらうそうです。
コンクールである程度まで行くためには、
毎日5時間から8時間の練習が必要です。
では、これだけ練習すればコンクールで上位の成績が取れるほどに
上達すると思われますが、これだけ練習しても上手にならない
上達しないお子さんはいます。
ヴァイオリンの練習時間は、量プラス質が関係してくるからです。
上達するための正しい練習がされていなければ、
コンクールである程度の成績のレベルの上達は出来ません。
逆にいえば、正しい練習方法で集中して練習すれば、
5時間よりも少ない練習時間、
3〜4時間でもコンクールである程度行くレベルになります。
忙しい五嶋龍君は、後者のタイプのようです。
家に、五嶋節さんが目を光らせ、レッスンを見守り、
姉の五嶋みどりさんがたまにレッスンをして悪いところを指摘する。
姉のみどりさんの練習風景を幼少から見ている。
このような環境にあるので、短い練習時間で効率の良い
練習方法ができ上達に結びついているのでしょう。
ある程度上手くなりたい人のヴァイオリンの練習量
トップクラスになるためには、相当の練習が必要なヴァイオリンですが、
ある程度上手くなりたい人のヴァイオリンの練習量は、どれくらいか?
毎日最低2時間。集中して無駄のない練習をすればよいでしょう。
2時間では、出来ないところをクリアするには時間が足りないので、
休日など余裕のある日は、5〜6時間練習しましょう。
短い時間で上達するには、練習の質を上げることです。
無駄のない練習方法については、こちらで詳しく
紹介しています。
参考にしてみてください。