ヴァイオリンはがむしゃらにやっても上達しない

 

たくさん練習をしているのにヴァイオリンが上達しない。
上手くならない。

 

日常生活において、ストイックに物事に取り組めば
上達していくという考え方があります。

 

しかし、ヴァイオリンはストイックに取り組んでも
がむしゃらに練習しても上達はしません。

 

ヴァイオリンは、独学が難しい楽器です。
弾いてる姿を自分で客観的に観察するのが難しいです。
音も弾いている人と聴いている人では違って聴こえる楽器です。

 

こんなに練習しているのに上手くならないということで
ヴァイオリンの上達をあきらめていませんか?
やってもできないと悲観していませんか?

 

ヴァイオリンには、上達するコツがあります。
それを無視した練習では限界があります。

 

我が娘は小学校4年まで趣味でヴァイオリンを練習していました。
5年になり、音楽を本格的に勉強する道を選択しました。

 

そう決断してから、練習メニューががらっと変わりました。
練習メニューを変えてからぐんぐん上達していきました。

 

 

娘のヴァイオリンの練習方法を傍らでみていて、
上手くなるにはコツがあり、手に入れるべき方法が
あることを学びました。

 

その方法とは、『基礎を確実なものにする。』
『基礎を確実なものにする。』確実に上手くなることを学びました。

 

ヴァイオリンは、弓を弦の上に乗せれば音が出ます。

 

でも、聴き手に美しい音色と感じされるには、テクニックが必要です。

 

ヴァイオリンは、弓の持ち方、弦の押さえ方、姿勢、楽譜の読み込み
音の出し方、音色の作り方・・・・
実にさまざまなことが要求されます。

 

これは、毎回のレッスンで注意されることです。
なぜ、注意されるのか。

 

これが基本つまり基礎だからです。

 

立派な家も、基礎(土台)がしっかりしていなかれば、
地震や、台風などの災害で簡単に壊れてしまいます。

 

基礎がしっかりしている家は、災害があっても、
50年経っても壊れることはありません。

 

野球も、サッカーも基礎となる練習はたくさんやらされるでしょう。

 

英語の学習も基礎を身につけなければ本当に喋れるようにはなりません。

 

ヴァイオリンで1曲仕上げるのに数ヶ月もかかってしまったり・・・
なかなか正しい音程を弾くことができない、重音の音程がとれない・・・

 

まずは、基礎となる練習を確実にこなしていきましょう。

 

ヴァイオリンが上達しない方に、
『基礎となる練習はしているのに出来ない』
という方がいらっしゃいます。

 

もし、本当に基礎が身についていれば、今結果が出なくても必ず上達します。

 

数ヶ月経っても上達しない場合は、

 

方法が間違っていると言えるでしょう。

 

ヴァイオリンは、練習する前に

 

一つの音を何回も鳴らすボーイングという練習からはじめます。
そして、正しい音程でドレミファソラシド・・・と音階の練習を始めます
セヴィシック・エチュード(練習曲)を経てようやく曲の練習を始めます。

 

曲の練習をする前に、必ず基礎練習があるのです。

 

娘は、この工程で毎日練習していますが、
レッスンでは、かなりの確立で「基礎が身についていない」とお叱りを受けます。

 

基礎練習はしていてもやり方がまずいのです。

 

これは、意識の問題。

 

今、自分は何が出来ていなくて
どんな方法で練習すれば、出来ていないところが出来るようになるかという
頭を使った練習をしていないのが原因です。

 

一音一音に神経を集中して、今出した音の悪かった原因が何かを考える
それを一つずつ修正する。
手の形なのか、弦の押さえ方なのか、弓の角度なのか・・・

 

欠点を克服する練習を丁寧に繰り返すことが出来れば必ず上手くなります。

 

基礎を体に染込ませるには、悪かったところをどのように修正させたかを
理解して脳の中にインプットしていくことが近道だと思います。

 

人には、癖というものが必ずあります。それを探り、
そこを克服するように導いてあげると壁を乗り越えることができます。

 

今まで、長い時間練習してもがむしゃらにやっても上達しないのは
正しい練習方法が知らないということと分析力がないことが原因です。

 

 

しかし、この分析するという作業は、一人では難しいのが実情です。
子供の場合はなおさらです。

 

レッスンノートを作ってみましょう。
毎回のレッスンで何を注意されるのか。
レッスンの中では練習方法のヒントをおっしゃってくれているはずです。

 

クリアにならない場合は、先生にどんな練習方法をすればいいのか
直接伺います。

 

その分析に基づいた練習メニューをたててみましょう。

 

ただ回数を弾くという練習から分析に基づいた練習メニューで
確実にヴァイオリンが上達していくはずです。

 

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